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大山積(おおやまつみ)神社~大いなる山の神

北川散策⑮~神社巡り・その6

大山積神社=北川町長井4872-ト=創建や由緒などは不詳ですが、棟札(むねふだ)によると、文化元甲子(きのえね)年(1804)11月12日に延岡城主、内藤帯刀神主・井本石見太夫実輔=刀を持つことが許された神主=により社殿が再建され、さらに文化4卯(うさぎ)年(1807)2月に城主・内藤亀之進により拝殿と神楽殿が再建されています。=宮崎県史蹟調査より=。明治4年(1871)には長井神社に合祀されましたが、同15年に再復鎮座しました。その後、平成3年(1991)11月に社殿の改修が行われています。本殿は、千鳥流破風造り1・7坪、拝殿は入り母屋造り8・6坪。千鳥破風とは、三角状にせり上がった屋根の装飾の一種。入母屋とは、日本建築の代表的な屋根の形で、上部が切妻造り、下部が寄棟造り。例祭日は12月5日です。ご祭神は、山を司る神「大山祇命」(おおやまつみのみこと)。古事記では「大山津見神」、日本書紀では「大山祇神」、伊予国風土記では「大山積神」が使われ、神社本庁傘下の神社1万318社のうち、85%が「大山祇命神」、9%が「大山津見神」と表記しています。「大山祇命神社」は全国に897社ほどあり、総本社は愛媛県今治市大三島。鉱山開発を目的に勧請された神社もあります。

 

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