1. HOME
  2. ブログ
  3. 甘い香りがハウス内に~スイートピーの出荷始まる

甘い香りがハウス内に~スイートピーの出荷始まる

卒業、入学、入社シーズンを前に、「門出」の花言葉を持つスイートピーの出荷が北川町内の花卉(き)農家で始まりました。同町では家田地区と瀬口地区2カ所のハウス約23アールでスイートピーの栽培に取り組んでおり、ピンクや紫の色鮮やかな花が咲き、ハウス内に独特の甘い香りが漂っています。

 

瀬口の小野有紗さん(41)は、母親から栽培を引き継いで2年目。5アールのビニールハウスで、クリスタルルージュやステラ、紫音(シオン)など12種類の花を育て、収穫作業に追われる日々が続いています。「天候に恵まれ今年も順調に育っています」と有紗さん。4月上旬まで延岡市内の花市場に出荷するそうです。

 

家田の佐藤徳幸さん(50)方のビニールハウスでは9月上旬に作付け、11月下旬からスイートピーの収穫作業が始まりました。脱サラして就農し22年目という徳幸さん。ハウスでは、チェリーやルージュ、クイーン、ラベンダーなど8品種を栽培しており、妻の恵美子さんとパートの従業員が早朝から収穫を行い、色やサイズを揃えて50本を2束ずつ箱詰めし福岡県、兵庫県の花市場に出荷しています。収穫作業は年明けから本格化し、2月下旬からはパート従業員含め8人で1日に1万本を収穫するそうです。徳幸さんは「花の美しさや甘い香りが大好きで、共に深い愛情を注ぎながら育てています。これからも、より品質の高い花づくりを目指し、市場との信頼関係をさらに強くして、たくさんの方に喜んでもらえるスイートピーを育てたい」と話しています。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事