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「天神さん」(天満宮)~松瀬(まつぜ)

北川散策㉚~神社巡り・その21

天満神社・松瀬=大字川内名字松瀬荒平山1850-乙-2=創建や由緒は不明。棟札によると、文久2年(1862)11月に拝殿が再建されており、延岡城主・内藤右近監政義、神主・甲斐出羽正の名があります。明治4年(1871)11月に下塚神社に合祀されましたが、同15年1月9日に再興の出願が出され、2月23日に復社遷宮が行われています。御祭神は菅原道真公、例祭日は12月9日。

天満宮は、平安時代の学者・政治家だった「菅原道真公」(すがわらみちざねこう・天神様)を主祭神とする神社で、学業成就や試験合格にご利益があるとされています。神社は、日本の神様を祀る場所全般を指す言葉で、大きな分類の中に天満宮が含まれており、北野天満宮(京都)や太宰府天満宮(福岡)が有名です。八幡宮(はちまんぐう)は、第15代天皇・応神天皇を神様として祀り、総本社は宇佐神宮(大分)で、武運長久や勝利祈願にご利益があるとされています。稲荷(いなり)神社は、商売繁盛や五穀豊穣にご利益があり、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)を祀ります。伏見稲荷大社(京都)が総本社です。

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