「六地蔵塔」や「三彭安全塔」~多良田の東光寺跡石群塔
北川散策㊵

曹洞宗薬王山東光寺(とうこうじ)跡=北川町川内名多良田。跡地に多良田公民館が建ち、敷地内の一角に六地蔵憧や庚申塔などが鎮座しています。判読できる石塔群は、▽「六地蔵塔」=享保十一年丙午之天(1726年)▽「三彭安全塔」=元禄十三年(1700年)▽庚申塔=享保二年(1717年)▽甲斐三儀供養塔▽青面金剛など。
地蔵六道は、「地獄、飢餓、畜生、修羅、人間、天上」のこと。人々を救済する六種の地蔵、「檀田」(だんだ)「宝珠玉」(ほうしゅ)「宝印」(ほういん)「持地」(じじ)「除蓋障」(じょがいしょう)「日光」の各菩薩を言い、「人間は死後その人の因業の深さにより六道(三悪道及び三善道)に迷う。そこで六地蔵が救済し、安心成仏する」との教えから来ています。
六地蔵塔は、主に戦国時代に盛んに造られた石塔で、側面に六体の地蔵像が彫られ、地蔵信仰の広まりと共に供養塔として街道に建てられた例が多く、灯篭型が多く九州地方に分布が集中しています。








この記事へのコメントはありません。