しばぜき漁が最盛~北川水系の各所で





北川の秋の風物詩「柴堰(しばぜき)漁」が、外気温の冷え込みと共に最盛を迎えてきました。産卵のために川を下るアユの習性を利用した伝統的な漁法で、浅瀬に打ち込んだ杭に竹笹を絡ませた堰を作って堰止め。川下でじっと目を凝らして鮎の群れを待ち、網を放って落ちアユを捕る漁法です。大正時代末期に土佐の漁師が伝え、その後、北川水系独特の漁法として定着したものだそうです。
北川の本流、白石橋下流では10月27日早朝、川を横切るように杭を打ち込んだ堰で、地元北川漁業協同組合の会員が投げ網を打ちました。川底に沈めた目石をじっと見つめ、鮎の魚影を確認して投げ網を打つ~早朝から日暮れまで、そんな動作を何度も繰り返します。釣果はまだまだですが、朝方を中心に形の良い鮎が取れ始めたそうです。産卵のために川を下るこれから年末に掛け、最盛を迎えます。
北川町史には、「投げまくり漁」(投刺網)として紹介され、「芝ぜき(あおめ)を、許可された淵の瀬がしらに掛けて、下ってくる鮎を待ち構え、網を片手に持ちながら川岸から半円形に投げて捕獲する方法である。北川における秋の風物詩として人気の高い漁法である」と紹介されています。

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